本やインターネットではわからないことが学べた。

カイくん(7ヶ月)　柴犬

カイくんが3ヶ月の頃にお問い合わせをいただき、レッスンをスタートしました。復習と宿題を毎回しっかりとクリアされて、ご家族が犬育てをとても前向きに楽しんでいる姿がほほえましく感じました。

成長と共にひとつ悩みが解決するとまた新しい悩みが出るカイくんに、犬育ての難しさを実感されていたご家族でしたが、力を合わせてひとつひとつ向き合い乗り越えていかれ、この度卒業となりました。

・トレーニングにお申し込みされたきっかけを教えてください。

「幼犬期の社会化トレーニングの重要性」について本やインターネットで情報を目にするものの具体的なやり方がいまいちわからず、またペットショップなどが主催の"パピー幼稚園"はワクチン接種がすむまで参加できないところがほとんどで、困っていました。

それに加え、鋭い犬歯（乳歯）での甘噛みによる生傷がどんどん腕や手に増えていき、合わせてプロの方の意見を早めに伺いたいと思い、問い合わせをしました。

我が家の犬はもともと、とても臆病で慎重な性格でした。社会化トレーニングの一環として幼犬期に様々な物に触れるトレーニングをし慣れさせることで、怖い思いをさせてしまう機会は減らせたのだろうと思います。

また、一般的に体に触れられることを嫌がることが多いとされる柴犬ですが、幼犬期から体のいろいろなところに触れるトレーニングを少しずつ行うことで、7カ月になった今は飼い主が触っても嫌がらない甘えん坊に育ち、スキンシップをたくさん楽しめています。

トレーニングを開始する前はこんなことまだ出来ないんじゃないかと飼い主側が思うこともありましたが、愛犬がトレーニングを楽しんでいる様子を見て、色々チャレンジさせたいと前向きになれたと思います。

コマンドを教える際も、飼い主側のちょっとした動きのコツで犬の覚えの速さが大きく変わります。ちょっとした手の動かし方、誘導する際の立ち位置など、本やインターネットではわからないことが学べました。

成長するにつれ次々異なる悩みごとがでてきたのですが、その都度対応していただけたのも心強かったです。

困りごとがゼロの飼い主さんはあまりいないと思うので、少しでも興味を持ったのであれば一度試してみることをお勧めしたいです。